別れは突然。アメリカの旅

こんにちは。4ヶ月の夏休みを満喫中の3回生初田です。
先日、カナダのトロント(ナイアガラの滝の少し上)からワシントンD.C. を経由しニューヨークまで約1200kmほどのツーリングのためにアメリカに一人で行ってきました。

海外旅行はまだ3回目ですが、一昨年の夏にハワイに一人でホノルルセンチュリーに出るためだけに行っていた為、あまり心配はありません。飛行機輪行にも慣れ、無事にニューヨークJFK空港に到着です。実は、いとこの家族がニューヨークの隣街に住んでいる為、オーストリッチのでかい輪行バッグなどを預けて身軽なQOL高めなサイクリングができる予定でした。

1週間ほどブルックリンという町のユースホステルに泊まりニューヨークを満喫した後にツーリングに出発する予定です。初日は、右側走行や英語の道路標識になれるべくBrooklyn BridgeやBattery park(自由の女神が見えるところ)をサイクリングしました。

61CF6620-3947-468B-9649-79BFE115708Fスポーツバイクに乗ってる人も多く、そして早く、「On your Left!!!!」って叫ばれたりホイッスルをベルがわりにしてたりと文化が違うなぁーと感じておりました。自動車ドライバーも自転車をリスペクトしていて、交通量は多いものの走りやすい街です。(写真:ホテルの周りは治安はわるいです)

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2日目はいとこ家族と博物館に、11歳と6歳のいとこ可愛くてたまらんです。二人ともアメリカ育ちで英語ペラペラで日本語も話せて羨ましい限りです。(私は、旅の前半は耳が慣れず店員との会話さえもままならない感じでした。)

3日目は、待望の自転車ショップめぐり。YouTuberけんたさんが前NewYorkの動画をあげてたため参考にしつつ回ります。ちょっと高いけどラファニューヨークのジャージ購入です。なかなか質が良い。どうやら2日後にショップの100kmほどのライドイベントがあるらしく参加させてもらえるとのこと。アメリカンな人と走れるのがとてもてても楽しみです。なにせショップに来るライダーさんみんなサガンか!と思うほど身体大きいのですから。

夜はブロードウェイで「CHICAGO」を観てきました。セリフとか半分ぐらいしかわからないのでキレッキレセクシーダンスを楽しんでました。それにしても布の面積が小さく、最低限のモノしか隠さないんですよ。

4日目、最高気温が38℃のため涼しい美術館で過ごし帰りにスーパーに寄ってステーキ肉を買います。自転車盗難に遭いやすいと聞いていた為、人目に着く交差点近くのポールにアースロックとホイールロックをして安全対策万全のはずでした。

スーパーを出たところ、ついに起きてしまいました。エモンダ(私の自転車)がありません。一瞬、自転車別のところに置いたかと思いました。ワイヤーが切られてヘルメットだけ置いてあります。盗まれたとだんだん理解してきたのですが、なぜか悲しいとか怒りが全くありません。わけがわかりません。ステーキ肉がどんな味だったのか、覚えていません。帰り道に悲惨な自転車がたくさんありました。

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ショップは見ていたので自転車を買うこともできましたが、別れても早々に次の女性に手が出せない私は新車を買えず、自転車旅は終了しました。

親に電話したところ自転車買っておいでとお金を頂いたが、そう簡単に気持ちは移りません。翌日とりあえずポリスに行って事情を話し、被害届を出すことに。金額が高いので、確認のため現場に行ってCCTVの確認をしに行きます。日本でもパトカー乗ったこと無いのにまさかアメリカでパトカーに乗るとはドキドキです。結局4〜5人の警察官に事情を話し、被害届の控えのようなものを貰います。ポリスレポートがほしい!って言ってもこれしか出せないと言われます。日本から来た大学生なんて相手にしてくれないと思っていたのでまあぼちぼちの成果ですね。保険会社にも連絡して、後日書類を送るとのこと。

予定してたツーリングの宿泊予定地を全てキャンセルして新しい宿と長距離バスを予約して計画を練り直します。

それから1週間、ワシントンのスミソニアン博物館や、ボストンのハーバード大学など節約旅を楽しみつつ、途中大平原で夜行バスがガス欠になり深夜に数時間待たされたり、ホテルの近くで銃の乱射事件があったりと人生の経験値が急上昇したバス旅でした。

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ニューヨークに戻ると、なんと6歳の方のいとこが脱臼と骨折をして手術をすることに。11歳はアメリカでは一人にしたらダメらしいので保護者として子守役です。手術も成功し数百万とも言われる治療費も自分が近くにいたことで海外保険が効くみたいですが自転車の件もあり保険会社のブラックリストに載りそう。

色々とありましたが、自分の身体はなんとか無事で帰国しました。

旅の途中色々な自転車を見てましたがなかなか納得するものがなく(エモンダのコスパが良すぎて。)帰国後翌日に正屋に行きエモンダSL6 Disc 2019モデルにすることにしました。ワインレッドのカラーです。きっと納車したら赤系の色も馴染むことでしょう。保険金がおりたらアイオロスxxxシリーズのホイールでも買いたいです。8月末に納車できそうなのでそれまでローラーとジム通いをしつつ待ちます。悔しいですけど犯人には水色エモンダ大切にしてほしいですね。

 

では納車を待ちます。

流しそうめん

皆さんこんにちは。暑い日はナフコで涼んでいる井上です。

毎年恒例の流しそうめんをやりました。

日曜日はオープンキャンパスだし高校生に見られたらちょっと恥ずかしいなと思ったので土曜日にしました。

日程が決まったら早速竹の用意。

①竹を用意します。断面が丸くてまっすぐな破竹か真竹がおすすめです。孟宗竹しか手に入らない場合は先端付近を使うといいと思います。

たぶんこれは真竹。

②ナイフを入れます。ゴムハンマーとかプラスチックハンマーがあると便利です。僕はどちらも持っていなかったのでぶっとい棒切れを使いました。

ある程度ナイフが進んだら棒切れを突っ込みます。


③思いっきり割る。

この作業めちゃめちゃ気持ちいいです。「破竹の勢い」とか「竹を割ったよう」っていう言葉の意味がよくわかる。

真っ二つに割れたら節を落とします。ほんとは鑿とかで整えるべきなんですがナフコで見てみたら一本2千円近くしたので手元にあったマイナスドライバーで代用しました。

竹の用意は済みました。麺とつゆは佐藤と酒井に任せてあるので早めに眠って英気を養います。


8月3日正午。炎天下のキャンパスコモン集合した3人。当日の最高気温は37℃。朝起きたら母から「熱中症に気をつけなさい」ラインがきてました。

つつがなくセッティングも終了し、いざ流しそうめん。

プロテインシェイカーにぎゅうぎゅう詰めのそうめんを水でほぐします。佐藤曰く、「多すぎて茹でるとかじゃなくて煮るだった」そうです。

今年は趣向を変えて蒟蒻畑とかも流しました。超高速で流れて楽しかったです。

森へおかえり…

冷静に考えて「食いもん流して食う」ってなかなかクレイジーですよね。でも不思議なことに流すだけで普段の食事が数段楽しくなる。豊かな文化を大切にしていきたいと思いました。

以上ですさようなら。

井上