オール九州3時間耐久ロードレースINオートポリス

皆さんこんにちは!テスト勉強中の3回生井上です。

今月28日に行われた「オール九州3時間耐久ロードレースINオートポリス 第1戦」に参加してきました!今回はその報告になります。

今回のレースは耐久レース。制限時間内にコースを何周できるかを競い、周回数が同じ場合は先にゴールした方が勝ちになります。

QUCCからはチームA(初田(2)、井上(3))、チームB(酒井(3)、鶴崎(4))、チームC(永手(2)、清水大(2))、ソロ(平田(1))一人の計7人が参加しました。

1台に7人とその自転車、ハイエースの可能性を信じて積載しました。

謎の安全バー(帰りは収納に成功)の存在も相まって車内環境はさながら現代の奴隷船です。

しかも予約が遅れ、保険の関係で21歳以下は運転できない車両に。つまり酒井と鶴崎さんに運転丸投げ。ごめんなさい

高速と山道を2時間強ののちオートポリスに到着。この時点で7時ちょうどくらい。あわただしく受付を済ませ自転車を組み立て。来年はあと一時間早く集合した方がいいかもしれません。

計測タグを足首に巻き付けていざスタート。初田と相談した結果僕は第一走者になりました。涼しそうだし

コース図はこんな感じ。

第一コーナーを抜けるとすぐにゆるい下り、しかも追い風。めちゃくちゃ加速します。50Tのチェーンリングだと回り切ります。

そしてそのまま50Rに突入。スリリングです

ヘアピンをぬけ100R、250Rを駆け上ってホームストレートへ、ホームストレートは向かい風なので集団が縦一列に。

メイン集団は実業団選手がゴリゴリ牽くのでクッソ速いです。そのうえ集団後方にいると中切れに巻き込まれたり、ブレーキングが増えたりしてなかなかの地獄。前方に位置取って無駄足を使わないように気を付けますがクソ雑魚テクニックなのでずるずる落ちていきます。

10周目くらいから位置が安定しだしました。それでも踏みどころを誤るとやっぱり元通りに…

集団先頭付近では普段のレースでは一緒に走ることのないであろう実業団選手や上級者の方と走ることができました。

周回数は忘れましたが途中逃げ集団が発生。よく見たら平田いるじゃん。半周くらい逃げてました。すげー

コーナーでペダルこすったり(結構危なかった、反省)しましたが何とか無事に1時間半を完走。第二走者の初田に計測タグを託します。

この時点でチームAの順位は1位。優勝に期待がかかります。

 

その後はチームメイトの写真を撮ったり、ソロ平田のボトル補給を手伝ったりしながらレース終了を待ちました。

自転車の写真撮るの難しい…

一時間半後10:45レース終了。

パドックで完走したメンバーを出迎えます。お疲れ様。

初田は最終ラップで加速したメイン集団からちぎれてしまったそうです。あの集団さらに加速したんか…

テスト期間中なので表彰式を横目にいそいそと帰り支度。

積み込みも済んで、そろそろリザルト張り出されてるんじゃね?ってことで大会本部へ、自分の名前を探します。

 

「ロードチーム 1位 QUCCA 井上創太・初田宗一郎」

 

ん?

 

 

優勝しとるやんけ

 

しかも

 

「ロードチーム 5位 QUCC_B 酒井大輔・鶴崎瑛」

 

 

入賞しとるやんけ

初田をちぎったメイン集団はソロ選手とか招待選手だったようです。

結局成績は

Aチーム1位
Bチーム5位
Cチーム20位
ソロ
平田44位

やったね

しかし、表彰台では別カテゴリの表彰式…

恐る恐る尋ねると、

運営のお姉さん「ロードチームは表彰式終わってますね」

すいませんでした

表彰式をすっぽかし円滑な運営を阻害しまくったにも拘わらず式典後に表彰台で記念撮影をさせてくれました。ありがとうございます。


初めての耐久レースでしたが、後輩と力を合わせることでいい結果が出せて嬉しいです。またレース初参加の部員も楽しめたようでよかったです。レース勢増えないかなー

それではテストが近いのでこの辺で

井上

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季節外れの「福岡鹿児島タイムトライアル」

皆さんこんにちは!今年の福岡鹿児島タイムトライアル運営を任された3回生の井上です。

運営担当者として、一晩で300kmを激走するQUCCの伝統イベント、福岡鹿児島タイムトライアル(以下TT)を無事成功させたいと思います!

しかし、残念なことにここ2年間のTTはすべて台風で中止。3回生以下はもれなく、「TTを知らない世代」なのです。

運営なのにTT走ったことないのヤバくね?

(別にヤバくはありません)

ついでに鹿児島名物「白熊」も食いてえ

かくして僕の、「勝手にTT」計画は始動しました。

 

 

 

まずは日程。みんなが夜間の予定をあけているであろう6/30(土)の夜間走行会の直後に決めました。道連れを見つけるためです。

道連れを探します。

とりあえず伊都組3回生、最近ガーミン(ナビ機能付きのサイクルコンピューター)を買って浮かれている酒井に声を掛けました。

「夜間走行会の後に鹿児島まで走ろうと思うんやけど、来ない?」

「課題の状況によるわ」

微妙な反応。

もう一押し

「ガーミン(のナビ機能)生かして走ってくれよ」

あっさり誘えました。ちょろい。

もう一人の伊都組3回生、佐藤にも声を掛けましたが、

「新しく体育館にできたプール見に行く」

だそうです。プールなら仕方ない。

 

 

 

荷物は携帯工具と輪行袋、ライトの予備電池、タオル、携帯、貴重品、雨予報だったので上着。なるべく最小限のものに抑えました。

補給食は、薄皮チョコパン、ようかん14コ、マグオン3コ、アミノバイタルゼリー、ワンセカンドBCAA、水はコンビニ補給の予定です。

また、タイヤを転がりと乗り心地のよいコルサに交換しました。

ヘッドライトとテールライトを各2個ずつ搭載し準備万端。大学の課題を済ませて出発を待ちます。

午後6時ごろ、雷注意報により夜間走行会が中止に。走行経験の少ない1回生が多かったので妥当な判断でしょう。それでも我々の計画は進みます。

 

 

 

定刻通り午後8時、部室に集合。

僕はあることに気づきます。

酒井荷物少なくね?

本人に尋ねたところ

「コンビニで補給するつもり、ポンプは井上が持ってくると思って置いてきた」

は?なめとんのか?ワシはだいたい2週間前くらいから準備しとったぞ。

ムカついたので

「あんま補給で止まる気ないよ」

と言い放ってやりました

おまけに出発直前になって酒井が

「タイヤ空気入れてなかったわw何気圧くらいがいい?」

このあたりから僕の不機嫌ゲージが溜まり始めます。

佐藤と永手(2)に見送られて部室を後にし、スタート地点のサンパレス福岡まで移動します。

(photo byながて)

 

 

酒井のテンションが妙に高い。

「鹿児島で森さんトンカツおごってくれんかな?」

「そのタイヤどうなん?」

「~♪(口笛)」

信号待ちのたびに話しかけてきます。うるせぇ。

サンパレスに到着。自転車の写真撮ったり、なんやかんやして21時21分スタート。

ここから僕は省エネモードに入ろうとしました。何も考えない、サイコンの数値だけをみて一定のペースで走ろうと試みます。

しかし酒井のペースが速い。かなり速い。

こんなんで300km持つんか?無理やろ。

ここで一つの疑念がわきます。

(こいつペース上げるだけ上げて200km地点あたりで新幹線乗って帰るんじゃね?)

実際酒井は練習で途中離脱を何度かやっています。

不機嫌ゲージが急上昇します。

登っているのかいないのかわかりにくい小栗峠を越えて第一チェックポイント(CP)の道の駅鹿北に到着。

霧がやばかったです。

峠を駆け下り、第二CPのNTT駐車場を見逃して通過。この先はめんどくさくてCPガン無視で走りました。

水を購入するため熊本市内のコンビニに止まりました。

ここで、どこからどう見ても不機嫌な僕に対して酒井は禁断の一言を投げかけます。

「なんでそんな怒ってんの?」

は?なんでわからんのや?おまえのそのふざけた態度やぞ

僕は

「いや、怒ってないけど(アルティメット不機嫌)」

と美しいほど模範的な回答です

チームの雰囲気は最悪、このままでは地区予選で敗退してしまうでしょう。

さらに我々(主に僕)を試練が襲います。

クッソ眠い

めっちゃ眠い

バス停見るたびベンチに横たわりたくなる。

気を抜くとグラッとくるやつです。

だんだんペースは下がり普通に足で走った方が速そうなくらいに。酒井との距離も離れ気味。

何度も

「酒井、俺を置いて先に行ってくれ」

と言いそうになりましたが、さっきまでアルティメット不機嫌に接していたことを考えるとなかなか言い出せません。

結局割と危険なレベルの眠気を鋼の意思とレッドブルで抑え込み夜明けを迎えました。

 

 

残り90km地点、変化は突然に訪れました。

 

あれ?

眠くない

 

眠くなくなりました。

ランナーズハイというやつでしょうか。めちゃくちゃテンションが上がります。

途中半分寝ながら走ったおかげで足も残っていました。もちろんペースも上がります。

なんだこれ!!自転車めっちゃたのしいいいいいいい!!!!!

ハイテンションで坂をざくざく登ります。

ふと後ろを振り返ると、

酒井がいない。

坂を下り切ったコンビニでしばらく待ちます。

来ました。しにそうです。

それもそのはず、途中で半分寝てた僕をひたすら引いてくれたのはほかならぬ酒井だったからです。

それなのにいきなり元気になったやつにゴリゴリ引きずられてかわいそう。

「俺を置いて先に行ってくれ」

僕が何度も口に出しそうになったあのセリフが酒井から聞こえました。

そして僕は

「ああ、わかった」

決して見捨てたわけではありません。必ず酒井は鹿児島まで来る、そう確信した、信頼の上での答えです。

チームに団結が取り戻されたのです。全国も夢ではありません。

この九大ジャージ、ゴールまで届けて見せるッッ!

 

 

 

残り40km、威勢よく出発したものの、

風がやばい

ロードバイクに乗られる方ならわかると思います。コーナーを抜けるたびにブワッと来るあれです。

しかも、さっきまで僕に謎テンションをもたらしていた脳内麻薬が切れました。

死にそうな顔でヨダレをたらしながらペダルを踏みます。しんどい。

そして酒井からラインが、

「あと一時間くらいかな17キロ。俺シロクマいらんからたべといてくれてもいいよ」

言われなくてもそうするよ、と画面に向かってつぶやきましたが、問題なのはその残り距離です。

当初の予定では10km近い差をつけて、炎天にあえぐ酒井にひえひえ白熊の画像を送りつけてやるつもりでした。

しかしこのメッセージを受け取ったのは差が5kmの残り12km地点。目標の半分です。

いかんぞ、もっと差をつけるんや

ペダルを漕ぐ足に力がこもり、アルミフレームはいななきます。

駿馬と化した僕と自転車は峠を駆け上り下り。

 

11時7分ゴール

 

知らない間に通過してしまいました。画面右奥の歩道橋が目印です。

 

 

 

早速白熊にありつくため「天文館むじゃき」へ

汗と砂ぼこりにまみれた体はまるで汚い道路標識。小洒落た店内に入るのは忍びなかったのでテイクアウトの「ハンディ白熊」をいただきました。

柔らかな氷の食感と練乳の甘味が疲弊した体にしみわたります。20秒くらいで完食した気がします。

僕が白熊を食べている間に鹿児島中央駅までたどり着いた酒井がとんかつのおいしい食事店「川久」に並んでくれました。

肉厚のとんかつを3種類のたれでいただき大満足。

帰福は新幹線で。人力で14時間近くかかった道のりをたったの1時間半。10倍速…

周船寺まで佐藤が出迎えに来てくれました。プールはまだ工事中だったらしいです。

そんな感じで僕の「勝手にTT」は幕を閉じました。

300kmも自転車で走ればなんやかんやのドラマが味わえます。みさんもぜひTT参加してください!

もちろん車での下見も行いますので安心してくださいね。

井上